症状
- 首のリンパ節がはれる
- 首の前側にある甲状腺がはれる
原因
10代で、首がはれる主な原因は次の2つです。
リンパ節がはれる
リンパ節とは、体をばい菌から守る「免疫」のためにはたらく細胞が集まって、ばい菌と戦う場所です。見た目は、小豆(あずき)のようで体中にたくさんあります。特に首にはたくさんのリンパ節があります。
体にばい菌(細菌やウィルス)が入ると、それらを追い出すためにリンパ節で戦いが始まり、リンパ節がはれることがあります。たとえば、風邪や虫歯などで首のリンパ節が少しはれることがあります。首を触ると何かぽっこり丸いものにふれる、少し硬い豆状のものをふれる、というように気づかれます。
また、リンパ節に直接ばい菌がはいって、リンパ節そのものに炎症が起こることがあります。これをリンパ節炎とよび、リンパ節が大きくはれ、痛くなります。
リンパ腫と呼ばれるリンパ節のがんが原因でリンパ節がはれることがありますが、頻度はまれです。この場合は、リンパ節が「痛みのないしこり(こぶ)」のように触れることが多いです。
甲状腺がはれる
甲状腺は首の前部にある蝶の形をした臓器です。からだの代謝(栄養からエネルギーを作ること)に関わるホルモンを作っています。甲状腺の働きが悪くなる病気や、甲状腺が働きすぎる病期になると、甲状腺全体が大きくはれることがあります。また、部分的に硬くはれる(しこりができる)病気もあります。
診断されうる病名
- 反応性リンパ節腫脹(風邪や虫歯などなんらかの感染症のときに反応してはれる。最多の原因。)
- リンパ節炎
- リンパ腫(まれ)
- 甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
- 甲状腺機能低下症/慢性甲状腺炎(橋本病)
- 甲状腺腫
予防と治療
予防は特にありません。
治療は、診断によって異なります。
次の症状があるときは、病院へ行きましょう。
- はれている部分の痛みが続く
- 熱が出る
- つかれやすい、どきどきする、食欲の変化などの症状がある