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イラスト:優しい表情の女子生徒と男子生徒

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からだの悩み

腹痛

イラスト:両手でお腹を抑え、痛そうな表情の男性

症状

おなかが痛い

原因

  • 腹痛は、10代に最も多い症状のひとつで、さまざまな病気が原因となります。
  • 長期間つづく、または、くりかえす腹痛(慢性腹痛)もあります。
  • 急に起こる強い腹痛や、発熱などをともなう腹痛の場合は、緊急の治療が必要な病気がかくれていることもあります。

腹痛の原因として多いもの

  • 便秘(べんぴ)
  • ウィルス性胃腸炎(胃腸かぜのこと)、ウィルス性食中毒
  • 細菌性胃腸炎(さいきんせいいちょうえん)、細菌性食中毒
  • 胃炎、食道炎(いえん、しょくどうえん)=胃液による胃・食道のただれ
  • 生理痛(せいりつう)

長期間つづく、または、くりかえす腹痛(慢性腹痛)の原因として多いもの

  • 便秘(べんぴ)
  • 過敏性腸症候群(くわしくはこのページの下部をチェック!)
  • 不安、緊張

その他に腹痛を起こす病気

  • 肺炎(肺の炎症。熱、せきなどをともなう)
  • 虫垂炎(いわゆる「もうちょう」。突然の強い腹痛に、熱、はきけをともなう)
  • 胃潰瘍(胃の粘膜がひどくただれている状態)
  • ぼうこう炎、腎炎(おしっこの通り道の感染症)
  • 卵巣(らんそう)や精巣(せいそう)の病気

予防と治療

急に起こる腹痛を予防することはむずかしいですが、予防できる病気もあります。

便秘

くわしくは、こちらのページへ。 

ウィルス性胃腸炎、ウィルス性食中毒

腹痛、ゲリ、はきけ、嘔吐(おうと)が生じます。熱が出ることもあります。

<予防>

  • こまめに手洗いをしましょう。せっけんで20秒しっかり手を洗いましょう。
  • 料理をする人は、料理の前にしっかりと手洗いをしましょう。
  • 家族の中で胃腸かぜにかかっている人がいるときは、食器やタオルを一緒に使わないようにしましょう。

<治療>

  • 時間がたって症状が治まるのを待ちます。
  • はきけや嘔吐(おうと)があるときは、水分を一口ずつ、ゆっくりと飲みましょう。一度にたくさん飲むと、はいてしまいます。
  • 医師によっては整腸剤を出すこともあります。

細菌性胃腸炎、細菌性食中毒

細菌のついた食べ物を食べることによって、腹痛、ゲリ、はきけ、嘔吐(おうと)が生じます。熱が出ることもあります。細菌の種類によって、症状が軽いことも、重いこともあります。

<予防>

  • 料理をする人は、良く手を洗ってから食材にさわりましょう。
  • 冷蔵や冷凍の必要な食材は、買ったらすぐに冷蔵庫へ。
  • きれいなふきん、まな板、包丁をつかって料理し、きれいな食器で食べましょう。
  • 加熱する食材は、しっかりと加熱しましょう。
  • 食べる前に手を洗いましょう。
  • 食材は消費期限の前に食べましょう。
  • 作ってから時間がたちすぎたおかずなどを食べるのはやめましょう。

<治療>

  • 時間がたって症状が治まるのを待ちます。
  • 症状が重い場合は病院に行きましょう。細菌の種類や、症状によっては、薬が出されます。

ぼうこう炎、腎炎(おしっこの通り道の感染症)

くわしくは、こちらのページへ。 

胃炎・食道炎(胃・食道のただれ)

胃液によって胃や食道の粘膜がただれ、みぞおちのあたりが痛くなります。痛みは、きりきり・ずきずき・ぎゅーっなど、さまざまです。胸がむかむかする(胸やけ)、げっぷが増える、食欲が減ることもあります。

<予防>

  • 一度にたくさん食べ過ぎないようにしましょう。
  • 症状があるときは、脂っこい食べ物や消化の悪い食べ物は避けましょう。
  • 寝る直前に食べるのはやめましょう。

<治療>

  • 医師により、胃液をおさえる薬や粘膜を守る薬が出されます。

生理痛

くわしくは、こちらのページへ。 

過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)とは?

  • 腹痛があり、うんちの異常(うんちの回数の変化、便秘やゲリ)が数ヵ月以上続くとき、うたがわれる病気です。
  • 腸そのものには異常がないのに、おなかの症状が続くときに診断されます。
  • この病気では、腹痛はうんちをするとやわらぎます。腹痛に加え、「おなかがはるかんじ」「ガスがたまって苦しい」と感じる人もいます。
  • 原因は不明ですが、ストレス、不安や緊張が影響して腸の動きがはげしくなること、また、腸の動きに敏感になってしまうことが考えられています。
  • ウィルスや細菌による胃腸炎のあとに、この病気になることもあります。
  • 若者に多い病気で、思春期にも多く見られます。女性に多いです。
  • 治療:専門の医師により、生活指導、食事療法、薬の処方などが行われます。

次の症状があるときは、病院へ行きましょう。

  • 急に強い腹痛があり、発熱、はきけ、嘔吐があるとき
  • 3か月以上にわたってくりかえす腹痛があるとき
  • 腹痛のため学校や部活に行きづらい・行くことができない回数が増えているとき

参考文献

日本消化器病学会.機能性消化管疾患診療ガイドライン2020,過敏性腸症候群(IBS).https://www.jsge.or.jp/guideline/guideline/pdf/IBSGL2020_.pdf

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