症状
コンタクトレンズを使っている人が、
- 眼の痛み、違和感(いわかん)、かゆみがある
- 眼が赤くなる、充血(じゅうけつ)する
- 目やにが出る
原因
- コンタクトレンズによる摩擦(こすれ)
- コンタクトレンズの汚れ
- ケア溶液の成分、防腐剤(ぼうふざい)
- 眼の表面の膜(まく)の酸素不足
- ばい菌の感染
コンタクトレンズによって起こりうる主な病気
コンタクトレンズは便利ですが、眼の病気の原因にもなります。コンタクトレンズを使っていて、何らかの眼の症状がある場合には、できるだけ早く病院(眼科)に受診してください。
結膜炎(けつまくえん)
眼の結膜(まぶたのうらの赤い部分)に炎症が起こり、かゆみ、充血、目やにが起こります。
角膜炎(かくまくえん)
角膜(眼の黒目の部分にあるまく)に炎症が起こります。
角膜(かくまく)の障害(しょうがい)
角膜の表面に、きず、ただれ、むくみなどが起こります。強い眼のかわき(ドライアイ)がおこることもあります。
角膜(かくまく)の感染症
角膜にばい菌がつきます。コンタクトレンズによる病気のうち、もっとも重症です。コンタクトレンズのケアが良くないときに起こることが多いです。
カラーコンタクトはしていい?
カラーコンタクトレンズは、ファッションアイテムとして町中やインターネットで売られており、簡単に手に入ります。気軽な変身アイテムとして、中高生にも人気があります。視力が悪くなくても、おしゃれのために「度なし」のカラーコンタクトをする人もいます。
カラーコンタクトレンズによる眼の病気が増えています。カラーコンタクトレンズを使うこと自体は問題ありませんが、自分の眼を守るために、次のことに注意しましょう。
カラーコンタクトレンズをするときの注意
- 視力の良し悪しに関わらず、買う前・使う前に、必ず病院(眼科)で診察を受けましょう!
- 眼科の診察なしで、インターネットなどで買うことはダメ!安全でない製品や、自分の眼にあわない製品である可能性が高まります。
- 定期的に眼科で目の健診を受けましょう!
予防
- しっかり手を洗ってから、コンタクトレンズを眼につけましょう。
- コンタクトレンズをはめるときに化粧品(アイメイクなど)が眼に入らないよう、コンタクトレンズをつけた後にメイクをしましょう。メイク落としも、コンタクトをはずした後で!
- コンタクトレンズ、コンタクトレンズのケア用品の説明書を読み、その通りに使いましょう。洗い方、すすぎ方、保存の方法をチェックしましょう。
- レンズケースやホルダーも、ばい菌の住み家になります。水道水でよくすすぎ、かわかして使いましょう。レンズケースは半年ごとに交換しましょう。
- 使い捨てのコンタクトレンズは、決められた使用期間以上につかわないようにしましょう。
治療
眼の状態・病気によって異なります。コンタクトレンズによる眼の病気は重症になることもあるので、眼科医師の診察を受け、治療上の指示を守ってください。
次の場合は、病院(眼科)へ行きましょう。
- コンタクトレンズを使っていて、なんらかの眼の症状があるとき
- はじめてコンタクトレンズを使うとき
参考文献
- 日本眼科学会.コンタクトレンズ診療ガイドライン(第2版)