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性の悩み

避妊ってどうするの?

※このページでは「セックス=膣(ちつ)にペニスを挿入する(さしこむ)性行為」とします。

避妊(ひにん)とは

男性と女性がセックスをするとき、女性が妊娠(にんしん)をしないように予防することをといいます。避妊しないでセックスをすると、どの女性でも妊娠する可能性があります。セックスをした日が排卵日または排卵日に近い日だと、妊娠する可能性がより高くなります。

どうして避妊が必要?

予期しない妊娠」「望まない妊娠」は男性にとっても女性にとってもつらく苦しい経験となります。カップルのふたりともが赤ちゃんを産み育てる準備ができていない場合は、必ず避妊をしましょう。避妊は自分とパートナーを守る手段です!

射精のときだけ、ペニスを抜けば妊娠しない?

射精をするときだけペニスを抜けば(いわゆる「外出し」すれば)妊娠しない、というのは大きな間違い!そもそも射精の時に確実にペニスを抜けるかわかりませんしし、射精をしないときでも精液の一部がセックスのときにもれているからです。精液には精子がはいっています。したがって、「外出し」では避妊できません!

避妊の方法

セックスをする場合、避妊をするにはいろいろな方法があります。自分にあった方法を考え、準備してみましょう。

ただし、性感染症を予防するために、必ずコンドームを使いましょう。

セックスをしない

  • 最も有効な避妊法です。
  • お金がかかりません。

経口避妊薬(ピル、低用量ピル、OCと呼ばれることがあります)

  • 2種類の女性ホルモンが含まれた錠剤(つぶの薬)で、飲むと体が妊娠しづらい状態になります。
  • 1960年から、世界中の多くの女性に広く使われています。
  • 女性が自分で自分の身を守るために、とても良い方法です。
  • とても安全な薬です。(きわめてまれに副作用が出ることはあります)
  • 病院(婦人科)で医師に処方をしてもらい、毎日内服します。
  • 飲み忘れると避妊の効果が低くなります。
  • タバコを吸っていたり、からだの病気があったりすると内服できないこともあります。医師と相談してください。

ピルって副作用はないの?

  • 副作用のない薬は存在しないので、ピルにも副作用はあります。
  • ピルは世界中で使われている、きわめて安全性の高い薬のひとつです。
  • 飲み始めたばかりの時期に、性器出血(生理の時のような血が少し出る)、頭痛、はきけ、おっぱいのはりが起こることがあります。
  • まれに、血管に血のかたまりができることが報告されています。
  • 「ピルは太る」と思っている人がいますが、ピルと体重増加の直接の関係はありません。

コンドーム

  • 細長い風船のような形をした、うすいゴムのふくろです。
  • ドラッグストア、コンビニエンスストアなどで買うことができます。
  • ペニスにかぶせて、精液が膣(ちつ)・子宮の中に入ることを防ぎます。
  • 性感染症の予防のため、他の避妊法を使っていても、必要です。
  • 正しく使うことがとても大切!
  • セックスの予定がある人は、ペニスへのかぶせ方を練習しましょう。

コンドームの正しい使い方

  • セックスの最初からつける。
  • 射精のとき(精液が出るとき)だけつけるのは意味がない。
  • ぼっきしたペニスの根元までしっかりかぶせる。
  • コンドームにはウラとオモテがある。間違えないように!
  • 使う前に破れないよう、パッケージを開けるとき、気を付ける。
  • 人からもらったものやラブホテルに置いてあるものは、製品にいたずらがされている可能性もあるので、できるだけ自分で買う。

緊急避妊ピル(きんきゅうひにんピル)

  • 緊急で避妊をするためのピルです。モーニングアフターピルとも呼ばれます。
  • 避妊をしなかったとき、避妊に失敗したとき、セックスから72時間以内に飲むことで予期せぬ妊娠を防ぐことができます。
  • 避妊の成功率は約80%です。
  • 20%の人では妊娠が成立してしまうため、セックス2週間後に妊娠検査薬で妊娠しているかどうかを確認しましょう。
  • 病院(婦人科)を受診して、医師が処方します。
  • 自費診療(医療保険で支払うことができない)であり、料金が数千円~数万円かかります。病院によって料金がちがいます。
  • 緊急避妊ピルを処方できる病院はまだ限られているため、自分が行けそうな場所に処方できる病院があるか調べてしておきましょう。

子宮内避妊システム・子宮内避妊用具

  • 原則、出産を経験した女性が対象です。
  • 子宮の中にプラスチックの器具を入れて妊娠しづらい状態にするものです。
  • プラスチックの器具から女性ホルモンが長期放出されるものを子宮内避妊システム、プラスチックの器具そのもので受精卵が着床するのを防ぐものを子宮内避妊用具といいます。

避妊の効果

  • 避妊法によって、妊娠を防ぐ効果はちがいます。
  • 理想的な使いかた(正しく適切につかう場合)と、一般的な使いかた(少し使いかたをまちがえたり忘れたりする場合)では、効果はちがいます。

セックスしない

  • 費用:無料
  • 特徴:もっともシンプルで確実!

経口避妊薬 (ピル)

  • 妊娠する可能性:(理想的な使いかた)0.3% (一般的な使いかた)8%
  • 費用:約2,500円〜3,000円/月
  • 特徴:副作用は極めて少ない。病院で処方してもらう。

コンドーム

  • 妊娠する可能性:(理想的な使いかた)2% (一般的な使いかた)15%
  • 費用:約50円/枚
  • 特徴:性感染症の予防ができる。手に入れやすい。

緊急避妊ピル

  • 妊娠する可能性:80%
  • 費用:1回数千円~数万円前後
  • 特徴:副作用ほぼなし。病院で処方してもらう。

最もおすすめの方法

セックスをする場合には「経口避妊薬(ピル)+コンドーム」の組み合わせを使いましょう!

参考文献

  • 厚生労働省研究班(東京大学医学部藤井班)監修ヘルスケアラボ https://w-health.jp/delicate/anticonception/
  • 宮川三代子.10代の女の子のための性のお悩み相談室.ライフサイエンス出版.

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