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イラスト:優しい表情の女子生徒と男子生徒

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性の悩み

生理がつらい

イラスト:お腹が痛くて、両手で押さえている女性

生理がゆううつ…

生理中の体調はいかがですか?次のような症状で悩んでいませんか?

  • おなかが痛い
  • 腰が痛い
  • 頭が痛い
  • 経血(生理の時の出血)が多い
  • 疲れる、だるい、眠くなる、ふらふらする
  • いらいらする、ゆううつになる
  • 食欲が高まる
  • げりをする

生理のときのいろいろなつらい・イヤな症状は、生理の前後に起こる女性ホルモンのバランスの変化が原因です。

痛みはひどくないけれど「とにかく生理はイヤ、めんどうくさい!」と感じる人もいるでしょう。生理は、体が健やかに成熟し赤ちゃんを産む準備ができたしるしです。不快な時期をうまく乗り切っていきましょう。

生理がいやだ!と思ったら…がんばりすぎないで!

次のことを試してみましょう。

  • 睡眠を十分とりましょう。
  • 水分を多めにとりましょう。
  • シャワーやお風呂にゆっくり入り、体を温めましょう。 
  • 好きなマンガ・雑誌・動画を観たり、音楽を聴いたりしてリラックスしましょう。
  • 好きな食べ物を食べましょう。

経血の処理には次のものが利用できます。

ナプキン

下着にはるシートの形で、一番簡単に使うことができます。長時間つけていると経血がもれたり、ずれてしまったりするので、まめにとりかえましょう。昼用、夜用、少ない日用、多い日用、羽つき、羽なし、などさまざまな商品が販売されていますので、経血の量によって使い分けましょう。

タンポン

経血を吸い取る棒状の吸収体とひもでできており、膣(ちつ)の中に入れて使います。生理が定期的にくるようになってから使うのが目安です。4~8時間使用することができ、ナプキンと違いずれる心配が少ないので、スポーツをするときやトイレに行きづらい日などに便利です。

月経カップ

カップ状のやわらかい医療用シリコンで、膣(ちつ)の中に入れて使います。カップの中に経血がたまり、4~8時間は使用できます。トイレやお風呂場でカップを取り出します。商品にもよりますが、3年間ほど繰り返し使えるので経済的です。

生理痛がつらいとき

生理痛がつらいときは、がまんしないで休みましょう!痛み止めの薬を使うのもよいでしょう。市販の薬で「効果がいまいち」と感じるときは、病院(小児科・産婦人科・内科)に相談しましょう。

経血(生理の時の出血)が多い

経血の量が多くて困っていませんか?

経血の量を人と比べることは難しいですが、ナプキンを1時間おきに変えないと下着にもれてしまう、昼でも夜用の大きなナプキンをしないと下着にもれてしまう、血が出すぎてふらふらしすぎる、などの場合は「過多月経(かたげっけい)」の可能性があります。

過多月経を引き起こす子宮の病気がかくれていたり、しらないうちに貧血になっていたりすることがあります。心配なときはがまんせず、病院(小児科・産婦人科・内科)に相談しましょう。

月経困難症(げっけいこんなんしょう)という病気があります

月経困難症ってなに?

上に述べたような症状がとても強くて、日常生活に影響する場合、「月経困難症(げっけいこんなんしょう)」と診断します。日常生活への影響とは、例えば‥

  • 痛みがつらくて、学校を休む・体育や部活を休む
  • 横になる時間が増え、何もできない
  • 授業や勉強に集中できず成績が落ちる
  • イライラしすぎる、ゆううつになりすぎて、いつもの自分でいられない

などです。

どうして起こるの?

月経困難症には、①子宮(しきゅう)・卵巣(らんそう)の病気がない場合、②子宮・卵巣の病気がある場合、の2種類があります。10代で多いのは①子宮の病気がない場合です。

①子宮の病気がない場合
生理になると子宮の内がわからプロスタグランジンという物質が作られます。プロスタグランジンは、経血(生理の時に出る血液)を子宮から押し出すために子宮をぎゅーっとちぢめます。ちぢめる作用が強すぎると、腰やおなかが痛くなります。また、プロスタグランジンが血液によって全身に流れて頭痛やげり、だるさが生じるといわれています。

②子宮・卵巣の病気がある場合
子宮内膜症(しきゅうないまくしょう、子宮の内側以外の場所で子宮の膜ができる病気)、子宮筋腫(子宮にこぶができる病気)、子宮の奇形(子宮や膣の形の生まれつきの異常)などが原因で、つらい症状が生じます。

月経困難症はどうやって治すの?

月経困難症かも入れない、と感じる場合は、まず産婦人科にご相談ください。

  • 痛みがひどい場合は、まず痛み止めを使います。
  • 漢方薬を使うこともあります。
  • 痛みが痛み止めでも治まらない場合や過多月経の場合は、産婦人科の医師の判断で、ピル(女性ホルモンを含む薬)などで治療することがあります。

生理に関する悩みがあるときはがまんせず、ぜひ医師に相談を!

参考文献

日本産科婦人科学会,日本産婦人科医会.産婦人科診療ガイドライン―婦人科外来編2020.

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