予期せぬ10代の妊娠が引き起こすこと
予期せぬ10代の妊娠は、男女ともに大きなこころとからだの傷を残します。10代では、十分な妊娠や出産の知識がなく妊娠に対して男女とも大きな不安や恐怖にかられてしまいます。
当然ながら、女の子が感じる不安は非常に大きいものです。妊娠に気づくころには妊娠週数が進んでいることも少なくありません。だれにも言えない、親になんて絶対に言えない、ばれたらどうしよう…と思い悩んでいるうちに週数がどんどん過ぎてしまうこともあります。女の子には人工妊娠中絶をするか妊娠を継続するかという2つの選択肢があります。どちらを選んでも、10代の予期せぬ妊娠には、こころとからだの健康にネガティブな影響があります。
学校ができること
産むかどうかは妊娠した本人の意思が尊重されるのが理想です。多くの場合、本人が相手の男性、そして保護者とよく話し合って決めることになるでしょう。学校からぜひ伝えてほしいのは、「妊娠のために学業をあきらめない」ことです。もちろん、妊娠継続を望む場合には、出産・育児のために長期休学を必要としたり、結果として留年、転校、自主退学を必要としたりする可能性はあるでしょう。しかし、「どんな形でも学業を再開するチャンスがある」ことを伝えてください。学業は将来の貧困を予防し、次世代の健康を向上させるチャンスを高めます。
妊娠が原因でこころが不安定になっている場合には、医療機関への受診や、保健師さんへの相談を勧めてください。