自分がきらいですか?
自分の見た目が気に入らない、自分の性格が好きじゃない、自分はばかだ、自分の人生はうまくいかない、あの子みたいにうまくやれればいいのにできない。自分がきらいだと感じる理由はいろいろでしょう。あなたが育ち、生活している場所(おうちや学校)の影響もあるかもしれません。または、「カンペキじゃなければいけない」と思うあまりに自分にきびしすぎるのかもしれません。
「自分がきらい」がもたらすものを知ろう
「自分がきらい」という気持ちが強く大きくなると、こころとからだが健康でなくなるリスクが高まります。「自分がきらい」という気持ちが、知らないうちに、自分のできることをどんどん減らしてしまい、自分を苦しくしてしまうからです。
イメージするなら、自分の部屋のかべがどんどん内側にせばまってきて、ついには部屋がとても小さくなり身動きがとれなくなるかんじです。
「自分がきらい」な気持ちをずっと強くもったままでいると...
- 自分の良いところに気づけなくなる
- 自分を信じられなくなる
- 自分でものごとをきめられなくなる
- 「どうせ失敗するから」と新しいことにチャレンジしなくなる
- 「どうせムダだから」と努力することをやめる
- 「自分が悪い」「自分のせい」という思いやすくなる
- ひとりぼっちになりやすくなる
- こころの病気になるリスクが高まる
- 将来、お酒や薬物を使うリスクが高まる
「自分がきらい」な気持ちが、少しずつでも柔らかくなって「自分はきらい、でもここは好き」と感じられるようになれば、すばらしいですね。
次のことを試してみましょう。
①1日1個、なんでもいいので「健康的なこと」をし、それをノートに書く※。
例:
・太陽の光を浴びる。
・朝ごはんを食べた。
・スマートフォンを夜8時以降使わない。
・ジュースのかわりに水を飲む。
・体育の授業をいつもよりちょっと頑張る。
・お菓子の量をいつもの半分にする。
・朝と夜、歯磨きをする。
・ニキビの薬をぬる。
・夜、散歩する。
②1日1個、なんでもいいので「自分の良いところ・良い行動」をノートに書く※。
例:
・暑い日にがんばって学校に行った。
・お母さんに「ありがとう」と言った。
・食事のあとに自分のおさらを洗った。
・友達の悩みを聞いてあげた。
・友達から「髪の毛がきれい」と褒められた。
・自分の洗濯物を自分で干した。
③友達から「わたし/ぼく/おれ、自分が嫌いなんだ」と打ち明けられたときに、どんな言葉を返すか考え、その言葉をノートに書く※。
※ノートに書くかわりに、スマートフォンやタブレットにメモするのでもいいし、メモやカレンダーアプリを使っても、もちろんOK!
次の状態があるときは、大人(親や学校の先生)に相談して、必ず病院へ行きましょう。
大人(親や学校の先生)に相談しましょう。
- 落ち込み・つらさ・悲しい気持ち・いらいらが続く
- ものごと(特に好きなこと)が楽しめない、興味がもてない
- 食欲がない、または、食欲がありすぎる
- いつも疲れている
- 一人で過ごす(誰とも会いたくない)時間が増える
- 死にたい、消えたい、と思う
- 自分を傷つける、または傷つけたいと思う
- どこからかだれかの声が聞こえる、だれかに見られている感じがする