お子さんの成績が心配ですか?
親にとってお子さんの成績は気になるものですよね。お子さんの成績が下がるといらいらしたり、試験前なのにまったく勉強する姿勢を見せない我が子にやきもきしたり。成績がすべてじゃない…元気で毎日楽しそうならいい…と頭ではわかっていても、つい、成績について心配してしまうものです。
「見通し」がつけられないのは正常
思春期、特に思春期のはじめ(小学校高学年~中学校)には、まだ脳の成熟が完了していません。脳の機能として、将来の計画や見通しよりも、目先の楽しさ・快適さ・スリルを求めます。したがって、「勉強しない」「テストが悪いのに気にしてない」「遊んでばかり」は、脳の機能上、しかたない点もあります。
勉強は、子ども自身がする仕事。親が代わりにしてあげられる仕事ではありません。忍耐強く、そして、あたたかく見守ってあげましょう。
成績が急に下がった!
成績が急に下がった場合、お子さんの生活習慣の乱れや、こころの不調が隠れていることがあります。
特に、睡眠不足は、成績が急に下がるもっとも多い原因です。スマホやゲーム、インターネットなどに夢中になって寝る時間が遅くなっている、もしくは宿題に追われて寝る時間がきちんと取れていない、などの状況はありませんか?まずは睡眠をしっかりとるようにしましょう。
こころの不調が起きているときも、成績が下がることがあります。うつ病など精神疾患(脳とこころの病気)の兆候がないか、チェックしましょう。
お子さんに、次の症状があるときは、病院(小児科、精神科)へ相談してください。
成績が急に下がる+次のような症状が数週間以上あるときは、こころの不調を疑います。病院にご相談ください。
症状
- いらいらして怒りっぽい
- 自分を責める発言が増える
- 食欲が減った、または、増えすぎている
- 眠れていないよう、または、寝すぎている
- 朝起きられない
- 学校に行きたがらない
- 頭痛や腹痛、悪心など、体の不調の訴えが増えた