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くせや行動の心配

ゲームやインターネットをやりすぎている

イラスト:2台のゲーム機が置いてある様子

スマートフォン、タブレット、ポータブルゲーム機器の普及により、多くの子どもにとって、ネットやゲームは日常活動の一つになっています。デジタル化がますます進む現在、ゲームやインターネットは新たな健康問題を生み出しています。

「スクリーン」の健康への影響

ゲームやインターネットをするにはデバイスに関わらず「スクリーン」の前にいる必要があります。スクリーンの前にいる時間をスクリーンタイムと呼びます。スクリーンタイムが長くなると、視力の低下、運動不足、頭痛、首・肩の痛み、睡眠障害などが生じます。親自身もスクリーンタイムが長くなりすぎないよう意識して使用し、お子さんと一緒にルールを作り、一緒に守りましょう。

親がインターネットやゲームについて知りましょう

10代の子どもの健康を見守るために、親は「子どもがどこでだれと何をしているか」を把握する必要があります。たとえば、この時間は部活をしている、今日はA君の家で遊んでいる、などです。インターネットやゲームについても同じことが言えます。子どもがインターネット、すなわち「オンラインの世界のどこでだれと何をしているか」です。

親自身がインターネットやゲームについて知らないと、子どもがオンラインの世界での行動をチェックすることができません。デジタルネイティブである現代の10代は親の知らないデジタルスキルをどんどん身に着けて、オンライン上でいろいろなことをすることができます。お子さんのオンライン上の行動を見守れるよう、親もインターネットやゲームに関する知識を持ちましょう。

インターネットの使い方のルールを決めましょう

インターネットはとても便利で、大人にとっても面白い情報がたくさんあふれています。10代の子どもがインターネットの使い方のルールを自分で作って守ることは、簡単ではありません。親がしっかりとフィルター設定や通信料制限設定をしましょう。安全ではないサイトにはアクセスしない、個人情報を守る、勝手に課金しない、など、お子さんと一緒にルールを作りましょう。

参考になるサイト

ゲームの種類

ゲームは大きく分けて、オフラインゲーム(インターネットに接続されていないゲー ム)とオンラインゲーム(接続されているゲーム)があります。オフラインゲームはダウンロードすればオフラインでも遊べるゲームアプリも含みます。もちろん、オフラインゲームにも遊ぶ際のルールは必要ですが、オンラインゲームはより多くの健康問題を生じやすいので注意が必要です。

オンラインゲームの危険

現在は、それぞれのスマートフォンやタブレットにゲームアプリを入れ、いつもでどこでも遊ぶことができ、一人でも限度なくゲームをすることができます。ゲームを楽しむこと自体は問題ありませんが、現代のゲームには依存性があることを知っておきましょう。特に、インターネットを使って遊ぶゲーム、いわゆる「オンラインゲーム」はオフラインゲーム(インターネットに接続せず一人で遊ぶゲーム)に比べてはるかに依存性が高いと言われています。

オンラインゲームは、多くが無料で始めることができ、たびたびアップデートされ、ユーザーをあきさせないよう非常に工夫されています。他のユーザーと遊ぶことができ、架空の世界で人とつながる満足感をもったり、ランキングなどで競争心をかきたてられたりします。さらに、課金するとアイテムを買うことができたり、キャラクターが成長したりして、変化を楽しむことができます。課金額が増えるほど「ゲームをしないともったいない」気持ちになり、結果として、多くの人が「依存」の状態になってしまうのです。

お子さんのゲーム状況を把握しましょう。

  • お子さんがプレイしているゲームのタイトル、種類、プレイ仲間を知りましょう。
  • ネット用語、ゲーム用語を知りましょう。

こうすることで、お子さんの言葉(プレイ中に仲間と話している内容も含め)や行動がより良く理解できるようになり、より良い見守りができます。また現実的で具体的なルールを決めやすくなります。

ゲーム依存

ゲーム依存は「ゲーム障害」と呼ばれる精神病であり、アルコール依存症や薬物依存症と同じで、ゲームに関して自分でコントロールができなくなります。ゲームをする時間が長くなりすぎて、またはゲームをしたい気持ちがおさえられなくて、食事や睡眠が乱れる、学校生活に影響する、勉強できない、友達や家族とのトラブルがある、などが生じている場合は、お子さんはゲーム依存になっている可能性があります。ゲーム依存は一人では治療できません。精神科に相談してください。

お子さんとチェックしてみましょう!

1~8番の質問は「はい」は1点、「いいえ」は0点で計算します。9番の質問のみ、0~2点で計算します。点数を合計して5点以上ならばゲーム依存が疑われます。 (出典:ゲームズテスト、久里浜医療センターゲーム依存相談対応マニュアル)

■過去12か月について あてはまる方に〇をつけてください。

  1. ゲームを止めなければいけない時に、しばしばゲームを止められませんでしたか。
  2. ゲームをする前に意図していたより、しばしばゲーム時間がのびましたか。
  3. ゲームのために、スポーツ、趣味、友達や親せきと会うなどといった大切な活動に対する興味(きょうみ)が著(いちじる)しく下がったと思いますか。
  4. 日々の生活で一番大切なのはゲームですか。
  5. ゲームのために、学業成績や仕事のパフォーマンスが低下しましたか
  6. ゲームのために、昼夜逆転またはその傾向がありましたか(過去12ヵ月で30日以上)。
  7. ゲームのために、学業に悪影響)がでたり、仕事を危うくしたり失ったりしても、ゲームを続けましたか。
  8. ゲームにより、睡眠障害(朝起きれない、眠れないなど)や憂うつ、不安などといった心の問題が起きていても、ゲームを続けましたか。
  9. 平日、ゲームを1日にだいたい何時間していますか。(0点:2時間未満、1点:2時間以上6時間未満、2点:6時間以上)

参考文献

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